ワイルドを見逃して!

気が付いたらブログの更新が2か月も滞っていました。
知らない間に桜は咲いて散ってるし、
プロ野球は開幕してるし、
今年も無事にGWがあったらしいというトコまでは知っているのですが、
世の中の動きに付いていけてないトコもチラホラ。
中でも全く理解できないのが『ワイルドだろ?』とかいう流行語です。
リアルで一度も見たことが無いので、どう反応して良いか分からないのです。
流行語というのは一種の所属願望や連帯確認の表れなので、
『その言葉に慣れ親しんでいない感じ』というのは明らかに場の空気を乱します。
まあ、そういうの得意ですが(笑)

さて夏の足音も聞こえてきたこの頃ですが、
今回御紹介するのは半年前に施工させて頂いたO様の現場です。
ブログのネタが半年前…ワイルドだろ(笑)
無地系、ストライプ、北欧という流れからO様が辿り着かれたのがボラスのロック、ブラック色でした。
家作りの段階ではインテリアの明確なイメージが決まっていない方が多く、O様もそうでした。
その際にクロスや床の色だけを頼りにカーテンを選んでしまう方が多いのですが、
私がお勧めするのは
『お部屋の完成形をイメージして、そこにかかっていたら素敵なカーテンを選ぶ』方法です。
その為に様々な写真や資料をご覧頂いて、イメージを明確にしてからカーテンを選んで頂くこともあります。
O様との打ち合わせも、その部分に最も時間を割きました。
納品したのがコチラです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掃出し窓と腰高窓にはボラスのロックを。
その間の滑り出し窓はロックに似た流れるようなラインがレーザーカットでデザインされた
ロールスクリーンを取り付けました。
カーテンの柄は『上部もしくは下部(裾)の柄の始まりを合わせる』方法ではなく、
ロックの流れるラインが違和感なく見える割合を重視しています。
カーテンレールはトーソーのグレイス16を合わせました。

お次は二宮町のS様の現場。
当店の人気生地の一つ、スパイスポッドを選ばれました。
と、そこまでは良かったのですが、S様のお部屋には大小合わせて4つの窓があり、
全て同じ生地では単調ですし価格も高くなってしまいます。
そこで北側の小さい窓はスパイスポッドをプレーンシェードに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベランダ窓と腰高窓はお安い無地で色を合わせたサイドボーダーのカーテンにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シェードは柄が途中で切れない寸法をあらかじめ確認して発注し、
無地のカーテンは生地幅の関係で価格がプラスにならないものを選んでいます。

一つのお部屋、一つの現場を仕上げるには打ち合わせから採寸、発注まで
多くの時間と手間がかかります。
時には一部屋のプランを決めるのに何日もかかったり、
時には一枚の発注書を書くのに何時間もかかったり。
とても緻密で手間の掛かる作業が多いのです。

だから時には車のサイドミラーが壊れてテープでグルグル巻きにしないといけないとか、
時にはコーヒーをこぼしてパソコンが壊れるとか、
時には買ったばかりのアイフォンを六回も落として液晶がバキバキになるとか、
時にはお湯を沸かすのが面倒で水にコーヒーいれてレンジで温めたらやりすぎて
レンジの中が大変なことになるとか、
時には台拭きで顔を拭いてスタッフに怒られるとか、
多少のワイルドさは見逃して欲しいのです。
厄年終わったはずなんだけどなあ(苦笑)

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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