多色使いと快適さ

今日は厚木市にご新築のT様の現場のご紹介です。
T様のイメージはモダンだけとトンガってなく、子供と楽しく過ごせそうなリビングでした。
そしてバーチカルブラインドがご希望でした。
お部屋は中間より少し薄めの床材と、少し濃いめのとシステムキッチンの面材で、
家具は中間色のナチュラルモダンのものをお選びでした。
この3つの木の色と統一感を出しつつ、ブラウン系でまとめずに『楽しさ』を入れる、
というのがプランニングテーマとなりました。
出来上がったのはコチラです。
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床とシステムキッチンの面材、家具からそれぞれ色を抜きつつ、
グリーンを挿し色に使いました。
ポップな色を入れるとお部屋全体とのバランスが崩れてしまうので、
適度にランダムさを出してカジュアルさを出しました。

こうした制約の多いリビングと異なり、自由に出来るのが寝室です。
お客様もアクセントクロスに柄物を入れて楽しまれていました。

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一般的には柄に使われている黒を『抜いて』カーテンにするケースが多いのですが、
そこはやはり当店ならではの一ひねり。

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お勧めしたのはワインレッドです。
黒はどこに使ったかと言うと…

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あえて同色系でまとめなずにお互いを引き立たせ、ポイントに黒を使いました。
もう一つの事も部屋は前回のブログでご紹介した最後のお部屋です。
1階のリビングがグリーンとブラウンを使ったブラインドで多色に感じる分、
2階は赤とピンクという同系色でまとめることで、
家全体が賑やかになり過ぎないようにしました。
私たちが色を考える時、イメージするのは家の平面図です。
選んだ生地を並べた時、それがどのように見えるかで、
お客様が住んだ時に無意識に感じる快適さを予測できるからです。
なんて偉そうに書いていますが、本当はいつも悩んでばかりなんですけどね(笑)

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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