宴の後

インテリアファブリック業界最大のイベント、
ジャパンテックスに行ってきました。
事前に頂いた招待状の出展者リストを見る限り、
例年より淋しい感じになるのは否めないかなと思っていましたが、
残念ながら 『ある意味』 それは当たってしまいました。

でも、出店企業数や来場者数だけがイベントの成功基準なのでしょうか?
お金をかけた豪華なブースが会場を埋め尽くし、
『何だか良く分からなかったけど色々見れて楽しかった』的な感想を持って
何万人の人が帰るより、例えその半分でも、今後の仕事に活かせる『何か』を
手にして帰る人がいた方が良いのではないでしょうか。
新商品を並べて説明員を配置する従来型の手法を踏襲すれば、
景気の良い会社が豪華で活気のあるブースを作れるのは当たり前で、
それがジャパンテックスでの評価になるのは仕方のない面もありますが、
もっと色々な手法だってアリだと思うのです。
まあ、『もうちょっとお金かけたほうが…』とさすがに思った棒メーカー、
じゃなくて某メーカーは別にして(笑)
おそらく参加者は、『商品を見る』ブースしかないからそうしているのであって、
それだけを期待しているのではないと思います。

それから今年の特徴は何と言っても、セミナーの充実度!
受けたい内容のものがたくさんあり、選択に迷ったほどです。
私は、

・カーテン夢工房の小嶋様のカーテンクリーニングのセミナー
・グランデコールの加藤様とHEシステムの宮地様が講師の経営セミナー
・スタイリングプロの前畑様、森様、寺田様の窓装飾に関するセミナー

の3つを受講しましたが、非常に勉強になる内容でした。
今この業界を牽引している方というのは、
同じ場所に居るだけでも刺激になるような空気感がありますが、
自分が今後しなければいけないこと、それはセミナーの内容だけではなく、
同じ業界にいながら講師となっている方と受講している私との違いは何なのだろうか?
ということを含めて、非常に勉強になりました。
それともう一つ、西垣ヒデキ様、南村弾様、NOSIGNER様、新井香奈様の
トークセッションも素晴らしかった!
西垣ヒデキ様が最後におっしゃった
『私たちの仕事とは何か?』
『業界で働く者としてどんな目標を持つべきか』
という言葉には感動しました。
それを聞けただけでも、ジャパンテックスに来た意味があったように思います。

そして最後に、私にとっては今年のジャパンテックスで最大のイベント。
インテリアブロガーオフ会に参加してきました。
こちらは、書きたいのだけれどちょっと止めときます。
正直、まだあの時のハイな気分が抜けきれず、うまく書けそうにありません。
この業界には、これだけの熱い思いを持った先輩方が居るということ、
私と同世代でこれだけ頑張っている人がいるということ、
そんな素晴らしい方々とあんな風にきさくに話しができるということ…
本当に素晴らしい時間でした。
参加者の皆様、本当にありがとうございました。
そして主催してくださった小嶋社長様、本当にありがとうございました。

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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