50㎜には(もちろん)こだわって

今日は先日工事をしたご新築現場の紹介です。
シンプルな綿のカーテンに、
照明と合わせたアイアンレールの組み合わせです。
写真で見ると、ごくごく一般的な工事のようですが、
ちょっとした、でもとっても大事なことに気を付けて取り付けています。

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実は、左の腰高窓と右の掃き出し窓では、
床から窓の上端までの高さが5cm違います。
通常レールを取り付ける場合は、
『窓枠の上から○○mm上にビス止め』という指示をして、
レールの取り付け高さを決めますが、
今回のように窓の上端の高さが違う窓に、
『窓枠より○○mm上にビス止め』と同じ位置指定をすると、
レールの高さが、右と左で違ってしまうのです。

その為、今回のような場合は、
一方の窓は『210mm上にビス止め』。
もう一方の窓は『160mm上にビス止め』と5cm変えるのです。
これにより、レールの高さはきっちり揃います。

窓枠上からの取り付け高さは変わってしまいますが、
写真でも分かるようにあまり目立ちません。
でも、レールの位置そのものの高さが違うと非常に目立ちます。

私は採寸の際に、必ず窓枠上から天井までの高さを測ってきます。
これは、窓枠から天井までの壁の高さによって、
レールの取付位置をどこにするかを決めるためと、
今回のように窓枠の上端の高さが違うときに、
レールの高さを合わせる必要があるためです。
同じカーテン、同じレールでも、
取付方法によって美しさは大きく変わりますのでご注意下さい。

*レールの高さ合わせは装飾レールの場合に限ります。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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