自社縫製 VS メーカー縫製

車での出勤途中、
前の車のドライバーが横を向いてボーっと信号待ちをしていた。
白い軽自動車からすると営業車だろうか?
疲れてるのかな?
分かる!
仕事って大変だよな。
お互い頑張ろう!
とシンパシーを感じていたら…
何と目線の先にはピチピチのミニスカートをはいた女の子が!
俺の気持ちを返せー!

話は変わって、カーテンの話。
オーダーカーテンを語る際に、縫製は最も重要な要素の一つです。
でも『自社縫製だからきれい』という店もあれば、
『メーカー縫製だからきれい』という店もあります。
なぜなのでしょうか?

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当社では提携工場(自社ではない)にてほぼ全商品を縫製しています。
きっかけは、一部のメーカー縫製に我慢できない問題があったからです。
同じ部屋にかける横使いレースを山の高さが全く違う状態で作ってくる、
山のトップではぎ合わせしてくる、
ウエイトテープの品質が悪く役目を果たしていない、
芯地を安い不織布にしているため張りが強くなりすぎている、などなど…
とてもオーダーカーテンの縫製とは思えないレベルのものもあります。
そこで、技術力のあるカーテン専門の縫製加工所を探し、
一括して頼むことにしたのです。

当社の縫製基準は、『販売価格を上げずに、質を向上できる限界にする』ことです。

①ヒダ山のトップでハギ合わせをしない
②芯地・ウエイトテープは当社指定のものを使用
③ポリエステル100%のドレープは形状記憶加工が標準
④アジャスターフックは『十手』フックを使用(=写真)
(*十手フックについてはまたご説明します)

以上4点が大まかな約束事です。
これらを基準とすると加工代はメーカー縫製より高くなりますが、
販売価格は従来からの据え置きで頑張っています。
メーカー縫製を売りにする店の中には、
『自社縫製はコストダウンの為』と指摘する方もいますが、
当店の場合は考え方が全く違います。
カーテンをお届けした時に
『やっぱりうちのカーテンは綺麗だな』と、私が納得できること。
お客様に自信を持ってお届けできることが重要なんですね。

*縫製仕様は縫製資材の改良・進化、扱い生地の素材により変わる可能性があります。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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