白く塗りつぶせ!

今日はまずこの生地の写真から。

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川島セルコンのプルミエからPD7001(黄)とPD7003(白)です。
お客様が気に入られたのはPD7003(白)でしたが、
リビングには掃出し窓1つと腰高窓が2つという組合せ。
ちょっとウルサク感じるのと、ご予算もオーバーとのことでしたので、
こんな風に仕上げました。

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150cmの生地巾に2列の柄が入るので、それを半分にして両側に。
メインの生地は色と風合いの合うリリカラのFD59356を合わせました。
写真では一番端にあるように見えますが、端の1山分はFD59356にしてあります。
腰高窓は片側のみ柄を入れ、
もう片側にはPD7003(黄)の 無地部分をストライプにして入れました。
何も無いと間が抜ける感じがしたからです。
写真では分かり難いのですが、
このカラシ色はPD7001の花部分に使われている色と同色です。
(一番最初の生地の写真をご覧頂くとよく分かります)
とっても贅沢な使い方のように思えますが、
余った生地でクッションカバー2個とテーブルライナー1枚を作っていますので、
生地はほぼ余りません。

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クッションも 『全部柄ではちょっとね~』 とお客様と同意見となり、
面積の7割位を柄にしました。
(写真では置き方間違えてますが…苦笑)
生地は全てポリエステルですが、収縮率が0.5%違うので、
製作前に一度形状記憶の釜に入れて生地を縮ませてから縫製し、
完成後、もう一度形状記憶加工を施しています。
カーテンレールはご予算の関係で、もともと付いていたウインピアをそのまま使用。
レースは当店の5,000均一のシリーズから、ざっくりとした質感の無地を合わせました。
価格は通常の3ツ山・2倍ヒダで作成するより、
当店の販売価格でほんの数千円ですがお安くなっています。
単に1.5倍ヒダにすればもっとお安くなるのですが、
それでは1窓に柄が4つ出てしまい、
『うるさく感じそう』という問題がクリアーできないため、
今回のようなプランとなりました。

納品時、お客様から『サイトーさん緊張しないの?』と聞かれて
『はい。バッチリ仕上がると確信してますから』 と言ったものの、
本当はとっても緊張しました。
その日は朝からずっとこのカーテンのことで頭がいっぱいで、
いや、冗談ではなく本当にこのカーテンのことで頭がいっぱいで、
だから浴室ブラインドを持っていくのを忘れたのです!
もうその瞬間、頭の中真っ白です(爆)

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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