今日は一日、『なでしこジャパン』の話題で
日本中がもちきりだったのではないでしょうか。
ふと、マジック・ジョンソン(NBAのスーパースター)の
引退式での言葉を思い出しました。
『自分の人生を振り返ったとき、あの時こそが最高だったと、
思える瞬間を持っている人は幸せだ』。
彼女達にとっては、まさに今日だったことでしょう。
さて、先日お取付したK様の現場です。
奥様のご希望は、『フェミニンでクラシカルで…でも価格安く』(笑)。
腰高窓にはレースでスタイルカーテンをご希望でした。
事前に頂いていた図面から、まずは一般的なお見積り。
均一カーテンの花柄ドレープに、均一レースのボイルという組合せ。
スタイルカーテンは花柄のドレープに合わせてスカラップのフリルで。
ドレープのカーテンレールは木製レール。
4つの上げ下げ窓はプレーンシェードという内容です。
そして、お打ち合わせ当日。
お見積りを見たK様のお応えは、
『う~ん…リビングはもうちょっとしっかりやって…もう少し価格安く』。
他の洋室は全て機能レールに均一カーテンの組合せなので、
価格を下げるのは困難です。
で、恒例の 『苦悩の時間』 のスタートです(笑)。
あれこれと悩んだ挙句、お納めしたのがコチラ。
ベランダ窓と腰高窓には、共布でフラットストレートのバランスを。
4つの上げ下げ窓は、シェードから、
ドレープと共布のカフェカーテンに変更しました。
西側はお嬢様ご夫婦がお住まいの階段の窓であること。
東側は少しずれた位置に隣家の窓があるものの、
カフェカーテンでも十分にプライバシーが守れることからご提案しました。
この内容で最初のプランから24,000円ほどお安くなり、
尚且つ良い仕上がりになったと思います。
K様にも大変喜んで頂きました。
ふと考えれば、
深夜まで残業してプランに頭を悩ませ、
頑張って単価を下げると言うのは変なことかもしれません。
でも、今でもあの時のK様の笑顔を思い出すと、
『あぁ。あの時は最高だった』って思うんですよね(笑)。