言い訳から始まるのが定着しつつあった私のブログですが、
とうとうそんなことすら忘れ去られそうな程、更新が開いてしまいました(苦笑)。
このブログは5年前に始めましたが、
当時は別のお店でカーテン担当として勤務していました。
一年前に今のお店を開業する際に全て消去して新たに始めようかと思ったのですが、
大変お世話になっている業界の先輩から
「これは財産なんだからそのまま続けた方が良いよ」とアドバイスされ、
そのまま継続しています。
今さらながらホントに消さなくて良かったなあと思います。
たとえば今ならツイッターとかフェイスブックとか、色々なネットツールは他にもありますが、
この仕事をする上で最もお客様に伝えたいことを書けるのがブログのような気がします。
今後は定期的に更新できるように…せめて1カ月に1回、いや2カ月に1回…
まあ…その…無理のないように頑張ります(笑)。
さて、今日ご紹介するのは厚木市のM様の現場です。
クラシカルかつエレガントな雰囲気にまとめました。
リビングに掃き出し窓が1つ、ダイニングに縦長の窓が5つという構成で、
出来栄えを落とさずにいかにお安く仕上げるか?がテーマでした。
均一カーテンのドレープにトルコ製の刺しゅうレースを合わせ、
掃き出し窓は箱ヒダのバランスに。
ダイニングは外から見られにくい環境に位置していることから、
5連の窓はレースをポール通しのカフェカーテン風に仕立てました。
レースはドレープとの相性もさることながら、
一重吊りでも日常生活に支障の無い透け感のものを合わせています。
5連窓がレースだけになることで重くなり過ぎず、
お部屋の中にメリハリが出来ることも考慮しています。
ドレープは均一カーテンですが、バランスにはこだわりました。
(と言うより加工所が頑張ってくれました)
箱ヒダのピッチと横柄リピートを完ぺきに合わせています。
レースは曲線を描いた裾がどの部分から始まりどの部分で終わるかまで指定して製作しました。
M様にもとても喜んで頂き、ブログにも掲載して頂きました。
http://dolcevita-sana.blogspot.jp/2012/02/plan.html
僕がこの仕事をしていてずっとテーマにしていること、
図らずもMさんへのメッセージに書いていました。
これからもずっとこのテーマで頑張っていこうと思います。
それからMさん、ブログに僕のこと職人って書いてあるんだけどそれ違(笑)