前回のブログでお約束した通り、近日中のアップです(苦笑)
地震後、実家(歩いて5分)で一人暮らしの母が心配なので里帰りしています。
パソコンが見れない以外、特に不便はないのですが、
姉まで里帰りしているので、大変なのが女性3人への対応です。
とにかく、『家に居る間ずっと誰かから注意されている』状態なのです。
『タバコを吸うな』『犬の散歩!』『小銭を入れたまま洗濯物を出すな』…
直接言われる分にはまだマシなのですが、
『犬に向かって幼児語で嫌味を言う』という技は何とかならないでしょうか?(笑)
さて話を戻して、今日は前々回にご紹介したM様の現場です。
サイトー家と違って、とても優しくキュートな3世代の女性がお住まいです。
まずは若いおばあちゃんのお部屋。
フロッキー加工と張りのある独特の質感が特徴的な
マナトレーディングのフィオナを選ばれました。
照明とのマッチングはもちろん考慮の上。
クラシカルでセクシー、でもちゃんと上品な仕上がりのお部屋になりました。
お次はお嬢様の住む2階のリビング。
スミノエのキャサリン・ハムネットのシリーズからD4045です。
カーテンには手を加えず、タッセルに一工夫しました。
裾に縫い付けたのはトーソーのガラス風トリムBTAのブラック。
この生地の持つセクシーさを強調する為、
あえて装飾タッセルではない方法を採りました。
デザイン的にはBTBが良かったのですが、
そちらはビーズが全てブラックでしたのでBTAとなりました。
と言っても、このブラックはご購入予定の照明とのマッチングを
考慮してのプランです。
最後はかわいいお孫さんの住む子供部屋。
負けじとカワイイ、トゥインクルトゥでカーテンとシェードの組合せです。
こちらも前々回のブログでご紹介したキャサリンハムネット同様、
カーテンボックスと窓巾とのバランスを見て、
どの仕上がり巾がキレイか、どの部分を使ったらキレイか、
印象が変らないなら残布が多い方が良いかなど、
様々な点を加工所と相談して寸法を決めました。
縦の柄位置はシェードを下げきった時にクツが切れないように。
そしてどの位置まで上げた時でもクツが切れないように。
お母さんやおばあちゃんのような素敵な女性になるよう
一歩一歩階段を上がっていくような、そんなお部屋かもしれません。
少なくとも、昼寝している人の口に葉っぱを詰めて写真を撮るような、
そんな女性にはならないでしょう(笑)。