スペックよりも

これまで幾度となく『これからまた書き始めます』と言いつつ、
結局そのままになっていたこのブログですが、
少し肩の力を抜きつつ継続的に書いていきたいと思います。
過去3年分のストックがありますのでご紹介する現場はたくさんありますので(苦笑)、
どうぞゆっくりとお付き合いください。

今日は伊勢原市のK様の紹介です。
ご新築の際にお世話になったお嬢様ご夫婦のご実家です。
ご主人は日曜大工がお好きで、
リビングにはご主人手作りの棚や家具が置かれていました。
無垢のテーブルには様々な椅子が置かれ、無垢の床と相まってとても良い雰囲気になっていました。
60代のお客様が選ばれるカーテンはクラシカルなものが多く、
K様も決してお嫌いではなかったようですが、
私はこの『クラフト感』をカーテンで表現できないかと思いました。
完成したのがコチラです。

1647

1653

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シェードには60年代のサイケデリックな雰囲気も感じさせる幾何学模様のプリント生地を。
掃き出し窓にはその生地の一部を中間に使い、
アイボリーと裾に無地を使って仕上げました。
K様にもとても喜んで頂きました。

ここ数年、お客様のインテリアへの考え方は大きく変わってきているように思います。
遮光性、耐久性、ウオッシャブルかそうではないか、というスペックよりも、
その空間を自分らしく演出してくれるかどうかを重視する方が増えてきました。
その分、私たちのプラン力も必要になってきています。
これからも、お客様のお力になれるように頑張っていきたいと思います。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: 施工例 パーマリンク