生地から始まる物語

今日はこの生地から始まる物語です。
025

 

 

 

 

 

 

 

 

南欧風のご新居にK様が選ばれたのはオリーブ柄のコットン生地。
玄関からリビングに続く廊下には、クリアガラスの滑り出し窓が3つあり、
外からの視線を遮るためにも窓周り商品が必要です。
そして、この廊下の窓からリビングへと続く空間を生地で繋げていきたい、
というのが現調時に感じたテーマでした。
まずはリビング。
024

 

 

 

 

 

 

 

 

掃き出し窓は無地の切替カーテンのように見えますが、
ちょっとした小技を聞かせています。

009

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生地のオリーブの部分だけを切り取って、無地の間に挟みました。
オリーブ柄の生地にはグリーンがさほど強く入っていないので、
無地の組み合わせだけでは統一感が出にくいためです。
また、このようにすることでかわいらしさも出ます。

そして廊下。

020

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜でも中が見えにくいレースを使い、
上部にオリーブ柄を縫い合わせたカフェカーテンにしました。
これにより、玄関からリビングまでを一つの生地を通して結ぶことが出来ます。

私たちがプランを考える時、最も大事にしているのはヒアリングと図面です。
お客様のご要望を良く聞き、そして家全体を見てプランを考えることが大事だからです。
同じ生地を使っても現場が変わればプランも変わりますし、
仮に同じ間取りであっても、住む方が変わればプランもまた変わります。
カーテン選びは生地が決まった時がゴールなのではなく、
そこからが当店とお客様とのプランニングストーリーの始まりだと思っています。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: その他, 施工例 パーマリンク