店舗を変えようと計画したのが正確にはいつだったか、
書類を見ないと思いだせないほど時間が経ってしまいましたが、
とりあえず一段落したのでご紹介したいと思います。
開業からお蔭様で5年が経ち、
お客様にも大変喜んで頂けています。
ご紹介のお客様も本当に増えました。
ただカーテンを掛けるだけではなく、
お客様のイメージに合わせてオリジナリティのあるプランを提供する、
私たちが取り組んでいることは間違っていなかったと、実感することが出来ました。
誰かにお店の長所を聞かれれば、オリジナリティのあるプランですと答えていたと思います。
でも、5年目を迎えて考えた時、
その長所こそが私たちの短所になのかもしれないとも思ったのです。
例えば私が友人に自分の長所を聞かれた時、
自分が出した答えに対してきっと『それはオマエの短所だろ』って突っ込まれるような気がします。
お店も会社も、長所を迷いなく信頼してしまうけれど、
何か良くない事が起きる時って大抵は長所が原因だったりするんですよね。
だからこそ今もう一度、そうしたことをフラットにして、
よりお客様に喜んで頂くために店を変えようと思ったのです。
計画書のタイトルをリニューアルではなく、リ・オープンとしたのもそのためでした。
さて、そんな大上段の前置きでハードルを上げてしまいましたが、
お店の中をご紹介しましょう。
こちらはお手頃価格の均一コーナー。
写真に見えているブルーの側面は木材で構造を作り石膏ボードを貼ってクロス仕上げ。
今回のリニューアルで25本作った、私の汗と涙とお金の無い愚痴の結晶です(笑)
これまでの人気柄も思い切って変えました。
私のように過去を知る人間はついつい『これもやっぱり…』とか決断出来ないので、
スタッフに一任。今らしい素敵なラインナップになりました。
こちらは北欧&キッズコーナー。
こちらも生地のセレクトはスタッフです。
本当は開業当初からある柄は外そうと思ったのですが、残しました。
ある展示会のセミナーで輸入生地商社の方が、北欧デザインの普遍性をおっしゃっていて、
それに共感したからです。それは他のディスプレイの生地を選ぶ際にもテーマになりました。
キッズ用の生地は大幅に増やしました。
当店の特徴として、お子様の部屋にこだわる方が多いこと、
そしてシャッターのない子供部屋でも遮光の生地を敬遠する方が多いことが理由です。
とっても楽しく生地選びをして頂けると思います。
長くなりましたので、次回へ続きます。