今回はログハウスの現場のご紹介です。
ログハウスと言っても、お客様によってイメージは様々です。
ヨーロッパの別荘、エスニック、アウトドア、ナチュラル…
意外と『振り幅』が広いので、お客様とお話しながらお部屋のイメージを決めていきます。
I様の場合、奥様は縦型ブラインドを使ったカジュアル目のお部屋、
そしてご主人のリビングのイメージは『レインボー』でした。
ご本人も漠然とした感覚とおっしゃっていたので、
ここから先は私たちがその意味を咀嚼して形にする番です。
そして出来上がったのがこちら。
エスニック調のプリント生地を滑り出し窓にシェードにし、
縦型ブラインドはその色と合わせてカラフルに。
レインボーとはきっと、
かわいいお子さんと楽しく遊べる陽だまりの似合う部屋なのではと思いご提案し、
ご主人にもとても喜んで頂けました。
お次はお子様のお部屋。
北欧生地をバランス(上飾り)にし、ロールスクリーンと合わせました。
ロールスクリーンだけでは昼間、部屋の中が見えてしまうので、
中にはカフェカーテンを入れています。
上部だけをバランスと色を合わせたギンガムチェックにし、
女の子らしいお部屋にしました。
ご夫婦ともに気に入って下さったエスニック調の生地をシェードにしました。
こちらも中にはカフェカーテンを入れ、子供部屋との統一感を出していますが、
作り方はちょっと変えています。
厚地に合わせて麻ライクなざっくりしたレースをベースに、
裾にエスニック調のトリムを付けました。
インテリアを決める、と言うとついつい難しい理屈に振り回されてしまうことがあります。
でも最も大事なのは、家を建てると思った時にお客様のイメージに浮かんだ光景です。
アイテムやインテリアのルールより、是非、そんな光景を聞かせて頂けたらと思っています。
私たちもそれを形に出来るように頑張ります。