タイトルは知りませんがアメリカ映画?の主題歌に
ジャーニーの『Don’t stop believin’』が使われているらしく、
最近良くラジオで耳にします。
テレビでも80年代の洋楽が、よくバックミュージックで流れています。
おそらく私と同世代(昭和43年生まれ)の人たちが、
今、こうした現場で中心となって活躍されているのでしょう。
鳥の子が生まれて最初に見た者を親を思うように、
音楽もまた、最初に薫陶を受けたものが『音楽の親』になります。
彼らが音楽をイメージするとき、それは80年代のビルボードなのでしょう。
当時の音楽シーンのよ良さは、『ごった煮』感でした。
アメリカンロックやテクノポップを始め、
ハードロック、ソウル、パンク、グラムの残り香もありました。
私自身、当時はジャムとREMとジョン・クーガー・メレンキャンプの ファンでしたから、
まさにごった煮です。
そして今は、ブラインドの羽根を混ぜることに夢中です(笑)。
まずはK様の現場。
カタログ上は出来ないことになっている、
天窓ウインク操作のカラーコーディネート。
メーカーさんに無理言って作ってもらいました。
ピンクにパープルを混ぜています。
と言っても淡いパープルで、ディープパープルではありません。
お次はA様の現場。
こちらも珍しいパールカラーのコーディネートです。
最初にお打ち合わせと採寸に伺ったのが11月15日。
そこで3時間ほどお話してベースを決めた後は、
タチカワブラインドさんのソフトを使ってプランニングしたものを印刷し、
A様のお宅に郵送して、直して頂いた者を再度印刷して郵送の繰り返し。
一言で言うと文通です。
男同志ですが(笑)。
A様の御宅は当店からちょっと遠く、
パソコンを持ってらっしゃらなかったためです。
最後にA様とお店で最終調整をしている時、
パソコンの前で男二人が肩を並べて『あ~じゃない こ~じゃない』と
言っている姿がちょっと異様だったらしく、
スタッフから『あの方はどなた?』と聞かれてしまいました。
まぁ私もクイーンやエルトン・ジョンは好きですが…
でも、何でも色をつければ良いというワケではありません。
たまには侘び寂びのモノクロの世界もあります。
設計段階では洋室だったのが、真壁の本格的な和室になってしまったお部屋。
出窓だけが残ってしまい、『サイトーさん、どうしよう?』というご相談です。
取り付けたのはタチカワブラインドのプリーツスクリーン出窓タイプ。
色は障子に合わせて『真っ白』にしました。
ブラインドと違って羽根伸ばし(本体より羽根を長くする)が出来ないので、
窓の両端にどうしても隙間ができてしまいます。
極力ギリギリで作りたいので、
サッシを止めているビス頭がブラケットの厚みで逃げれる(その分長くできる)
ことも確認して発注しました。
80年代の日本のミュージックシーンに例えると、
『与作は気を使う~。平方根~平方根~』って感じです。
違うか(笑)