デザインは誰のもの?

カーテンのプランニングで最も多い悩み事の一つが、
ご主人と奥様の好きなイメージが違うこと、です。
シンプル志向のご主人と、柄物を取り入れたい奥様というケースが多いのですが、
せっかくのご新居ですので、どちらか一方を選ぶのではなく、
お二人に気に入って頂きたいというのが当店の願いです。
T様ご夫婦もも同じような悩みをお持ちでした。
お好きな色はブルーで同じでしたが、
奥様はかわいらしい北欧風が、ご主人は素朴なイメージがお好きでした。
そこで少しお時間を頂き、生地選定を含めて当店からご提案をさせて頂きました。
出来上がったのがコチラです。

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掃き出し窓と腰高窓はブルーの無地、
ダイニングの滑り出し窓はカーテンに色を合わせたカワイイ花柄をシェードにしました。
奥様の場所とも言えるキッチンに近い窓には奥様の好きな生地を、
リビングでくつろぐ時間の長いご主人には無地の生地を、
お二人の滞在時間の長い場所に、お好きな生地が見える配慮をしています。

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シェードの裾にはブルーの無地を付けて、
かわいらしさをアップさせています。

最近はカーテンメーカーさんもこうした『ひねり』を加えたデザインを提案し、
カタログの写真で選べるようになってきました。
でも、大事なのは『ひねり』を加えることではなく、
そのデザインに、お客様が楽しく快適に暮らせるための理由があることだと思います。
ただ『こんなことも出来ます』と言っても、
それは、変わったことをしたい販売側の独りよがりでしかありません。
デザインとは人の為にあるものなのです。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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