今回から2回にわたり、
各空間を素敵な生地でまとめられたM様のお宅をご紹介します。
まずはリビング。
北欧生地の定番となったロックをお選びいただきました。
当店ではここ数年のビンテージブームによって再び人気を集めています。
女性にも男性にも好かれる幾何学柄はとても珍しく、
固くなり過ぎないビンテージ感を出すことができます。
小窓に合わせたのは木製ブラインド。
よくお客様からご相談を受ける小窓ですが、
決め方としてはお部屋の主役である大きな窓から決めるのが基本です。
(あくまでも基本ですが…)
それによって小窓の演出方法も変わってくるからです。
M様の現場でもロックのビンテージ感に合わせて選んでいます。
そこから2階へ、という前に…
リビング階段の開口部をご紹介。
一間半の大きな開口部にパネルカーテンで寒さ対策をしました。
天井部にはプラレールのようなレールシステムがあり、
6枚の生地が1枚分のたたみ代で収まります。
生地の間からひょいっと抜けられるのも便利です(本当はダメですが…笑)
色はロックと合わせてグリーンのストライプを2枚だけポイント使いにしました。
そしていよいよ2階へ、という前に…
階段をご紹介。
リビングからのグリーンの繋がりで、でもちょっと雰囲気を変えた
切替のシェードを取り付けました。
北欧テイストにも見えるグリーンの生地は、
実は意外にもアメリカ製のジャガード生地。
お値段は…ちょっと(かなり?)お高めですが、部分使いすることで値段を抑えています。
シェードを付けた窓の上下の壁には、
残布を使って小さなファブリックパネルを付けました。
ともすると「移動するだけ」となる階段ですが、
こうして窓を楽しむことで家全体のグレードが上がります。
さて、そしていよいよ2階へ…
というところで次回へ続きます(笑)