変わるもの、変わらないもの、変わるべき者

最近2つの同窓会がありました。
1つは中学時代、もう1つは高校バスケット部の集まりです。
後者は何故か私が、私の代の幹事ということで、
開催が決まった翌日からY先輩からマメにメールが来るのです。
『〇月〇日にしたよ』
『同期のYが来れることになりました』
『会場は小田原駅東口の××です』
そんなメールを見ながら『へえ~』とか『あ、そうなんだ』とか思っていたら、
開催日の2週間前に同期のキャプテン、Hから電話がありました。

『Y先輩からメール行ってるだろ?』
『ああ。着てるよ』
『あのな……それ、回せよ』
何だか私の知らないところで大騒ぎになっていたらしい。
だから言ったじゃないか。俺には幹事なんか無理だって。
でも、『きっとサイトーには幹事なんか無理』というのも予想していたらしく、
気を利かせた先輩が途中から私の代にも回していたそうです。
会った瞬間、みんなから『サイトーって変らないよな』と一言。
あとは延々とお説教です(笑)

さて、今日は良い意味で変った私が良い意味で変わった現場をご紹介。
まずはご新築のK様の書斎。
タイル貼りの洗面台にステンドグラスが付けられた壁、
その裏側にK様の書斎があります。

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そこにあるのは3つの滑り出し窓。
『ロールスクリーンを付けたい』というご希望でしたが、悩んだのは色です。
普通にロールスクリーンを付けただけではツマラナイ。
(面白くする必要もないのかもしれませんが)
かと言って書斎にはソファやダイニングなど『合わせる色』がありません。
何色かの色を組み合わせるにも、違和感のない色にしなければいけません。
そこで連想ゲーム(笑)
南欧風⇒プロヴァンス⇒フランス⇒⇒⇒⇒⇒⇒トリコロール!
で、完成しました。

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お取引先工務店様の現場の為、
お引渡し前工事でお客様はご不在でしたが、
思わず私も『コレいいわ~』と言ってしまったほどキレイでした。
他の組合せも候補に挙がったのですが、
同じ壁面であまりにも違う色が並ぶと、
外から見た時にちょっと変という理由で 却下となりました。

そして、もう一つの掛け替えの現場。
夏場も雨戸を閉めて寝らているということで、
遮光ではない生地から選ばれました。
W280×H180の窓には川島セルコンのPD7280、
W100×H170の窓にはスミノエのD4129をシェードにして取付ました。

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どちらもお客様と長い時間をかけて決定したプランですが、
この2つの現場にはある共通点があります。
それは、どちらのお客様も60代以上の方であるということ。
さらに、どちらのお客様も『楽しみたい』とおっしゃっていたことです。
私がこの業界に入った頃は、
この世代の方の選ばれる生地はクラシックなものや
コンサバティブなものが多かったように思います。
この10年でインテリアの感覚が大きく変ったのだと実感しました。
私もこの10年で大きく変ったつもりですが、
もっともっと変わっっていかないといけないのかもしれません(笑)

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: ブラインド・ロールスクリーン, 施工例 タグ: パーマリンク