どうも当店は一般的な業界の流れとかけ離れているのか、
お陰さまで忙しくさせて頂き、ブログが更新できませんでした。
(繁忙期にあまり忙しくないというパターンもあるのですが…)
帰宅も深夜になることが多かったのですが、
そんな時でも必ず見てしまうHPがあります。
前田建設ファンタジー営業部。http://www.maeda.co.jp/fantasy/
この会社、大手の建設会社なのですが、
HPで本当に下らない事を大真面目にやっている、とても素敵な会社なのです。
今取り組んでいるのが、ガンダムに出てくるジャブローという基地を
今の技術・工法で作ったら一体いくら掛かるかという案件(笑)。
ガンダム世代の私としては、目が離せない現場です。
このHPのトップに男の子の人形が出てくるのですが、
これは多分、小さい頃に憧れた大きな建築物を建てる夢を、
いつまでも社員に持ってもらおうという象徴なのだと思います。
女性には分かりにくいかもしれませんが、
男の子の多くは建設現場で働く人やトラックの運転手さんに憧れるのです。
特にきっかけはないのに、知らぬ間に憧れの存在になっているんですね。
不思議です。
逆に、この仕事をしていると女性の花柄・フリル人気は根強いなぁと感じます。
多くの女性にとって永遠の定番なのかもしれません。
今日ご紹介するのも、そんな花柄・フリルの現場です。
まずはかわいらしい出窓のスカラップ・フリル。
生地はマナテックスのエイミー。
ランダムに散りばめられた刺繍のドットが可愛いらしいレースです。
小学生の女の子が一目惚れしていしまい、
ご両親を説き伏せて(スバラシイ!)納品の運びとなりました。
カーテンレールはローレット木目25。
私はあのダブルブラケットがあまり好きではないので、
いつも部品をバラで取ってエンドブラケットにし、
ポールがしならないように中間サポートを付けています。
お次は秦野市のF様邸。
トップシェードとカーテンは同じ生地に見えますが、
サンゲツのCK8264と均一カーテンのシリーズの組み合わせです。
カーテンの両端は最後の1山分(谷~耳まで)を
トップシェードと同じCK8264にしています。
普通のボーダーでも良いのですが、
何となくシャープさが出てしまいそうな気がしたからです。
タッセルは奥様たってのご希望で、かわいらしいリボンタッセルにしました。
男性の部屋の象徴がジャブローみたいな秘密基地なら、
女性の部屋の象徴はファンタジー溢れる空間なのかもしれません。
もちろん、人によってそのイメージは違うと思いますが、
それを実現できるカーテンの力ってすごいなあと改めて思いました。