数日前の予報では来週は3回ほど最低気温が氷点下の日があったのですが、
今インターネットでチェックしたら、一度もないようでホッとしました。
私は海の近くに住んでいるので、厚木の寒さは本当に身に凍みます。
店のある山側は吹き降ろしの関係からか、特に寒いようです。
以前、12時過ぎまで残業して帰ろうと思ったら、
車のドアが凍って開かない時がありびっくりしました。
今まで一番寒かった経験は大学4年のちょうど今頃、
バイクで北海道へキャンプツーリングに行ったときです。
氷点下15度位まで経験しましたが、
万全な寒さ対策をしていたので楽しく旅することが出来ました。
参ったのは猛烈な吹雪で、
視界がゼロ近くになるのでどこかに逃げ込みたくても適当な場所が無く、
バス停や道端で何時間もただ立っているだけ。
究極の退屈です。
陽が落ちてきてしまい、次の町まで何時間もバイクを押したこともありました。
それでも、真冬の北海道の美しさはそんな苦労を忘れさせてくれましたし、
『ゴッー!!!』という吹雪の音に囲まれて寝るキャンプも楽しいものでした。
当地はそこまで寒くはありませんが、
この時期になると毎年数件工事するのが、寒さ対策の間仕切りです。
リビングから2階へ上がる階段の開口部というのが最も多く、
現場の状況によって様々な工事を行います。
今回ご紹介するIさんも同じ内容のご相談でした。
Iさんはご新築時にお世話になった方で、
超レアなフランス車をお持ちのエンスージアストです。
採寸に伺った時はオープンカーの幌が出来上がったばかりで、
私も拝見させて頂きました。
私は幌は作れないので、家の防寒対策担当です。
川島織物セルコンのパネルトラックイージーを取り付けました。
階段側からも生地が見えるので、
裏表の目立たない無地シリーズのマイ、ランサーの中から
壁の色に近いものを選んで頂いています。
パネルカーテンはこういったケースで非常に便利な商品なのですが、
動かした際に起こる揺れが原因で、
生地の下側の手前と奥の順序が逆になってしまうことがあります。
その為、メーカーの基準よりカブリを多めに取っています。
カーテンレールはネクスティーです。
一般的にはウインピアを使うケースが多いようですが、
トーソー曰く『最適化したマグネット』、というのが便利なんです。
非常に軽い力で開けることが出来ます。
私が北海道で使ったテントは、
エベレスト登山にも使われたICI石井スポーツの『コアライト』で、
シェラフは-25度まで対応のものです。
当時のアパートの家賃3か月分もしましたが、
バイト代を貯めて奮発しました。その甲斐合って、
隙間風吹き抜けるアパートより暖かく過ごせたのを覚えています。
『暑さ』と違い、対策を取れば確実に効果があるのが『寒さ』ですので、
寒さでお悩みの方は是非ご相談下さい。
ちなみに工事代の平均は、当時のアパートの家賃1ヶ月分です。
(分かるか!!)