面白い漫画を見つけてしまいました。
ヤング・マガジンで連載が始まった『肉の唄』というコメディー?漫画です。
今週号は主人公の天才総合格闘家が貧乏プロレス団体に道場破りに行く話。
プロレスを『八百長』とバカにする主人公に対し、
団体社長の娘さん?が『プロレスは世界最強の即興芸術なのよ!』と
叫ぶところで、終わっています。
いいぞ!!いいぞ!!
プロレスをバカにする人に聞かせてあげたい名ゼリフです。
先日、横浜に『セザンヌ 父と呼ばれる画家への礼賛』を見に行きましたが、
佐山聡のローリング・ソバットだって同じ位芸術的だったぞ。
私がプロレスに興味を持ったのは中学生の時、
きっかけは『長州 対 藤波』の『名勝負数え唄』です。
大学時代に前田、高田らが設立したUWFにも燃えたなあ。
ローが決まるたびに会場に響く低い(←ここが重要)どよめき。
新しい何かが今まさにはじまっているワクワク感がありました。
当時は深夜番組で全日をやっていて、それも毎週見てました。
川田のキックに何度勇気をもらったことか。
そして、もう思い出すだけで涙が出てしまう『橋本 対 小川』の名勝負。
あー、やっぱりプロレスは最高です。
私の仕事ではプロレスのような大技はありませんが、
藤原組長のような地味~な技は存在します。
まずはKさんの現場。
玄関からの開口部に取り付けた間仕切りカーテンです。
生地は表裏の目立たない無地を選んでいただきました。
レールはトーソーのネクスティを畳み代分だけ壁側に伸ばし、
カーテンストッパーを付けてワンアクションで開閉が出来るようにしています。
カーテンは形態安定加工をして裾の広がりを押え、
裾部分がはみ出さないようにしています。
次はSさんの現場です。
1間の掃き出し窓が通し柱をはさんで2窓あり、
2.1mの木製レールを2本つけています。
上の写真は窓間のジョイント部です。
これのどこが小技かと言いますと、
ポールのジョイントが見えないという点です。
一般的には左右のポールの長さを同寸にするので、
ブラケットの間にジョイントがきますが、
右のポールを長くして左のブラケットのところでジョイントしているのです。
この方法だとポールの切れ目が見えなくなります。
最後はMさんの現場です。
シェードのクラッチ交換に行った際、エアコン屋さんがポールを切ってしまい、
しかもキャップを無くしてしまったので困っているという話を伺いました。
アヴァンテのダークオーク(廃番色)で、当店に一つだけ在庫がありました。
問題はエアコンとの間にキャップ分の隙間がなく、
エアコンにポールをドン付けしようとすると、反対側の長さが足りなくなる事です。
そこで、Aキャップを途中でカットして取り付けました。
一般の方には伝わりにくい内容ですね。
なにせ、なぜ相手がタップしたのか分からない
藤原組長のサブ・ミッション(関節技)と同じ扱いですから(笑)