いにしえの…

昨日はお休みでいつもの海へ釣りに行ってきました。
堤防にはいつもの常連さん。
皆でバカ話をしながらの釣りは楽しいものです。
途中、年齢の話からテレビが来たときの話や番組の違い、流行語の違いになり…
あまりにも沈まない浮き(=魚が食わない)を例えて、
『一度でイイから見てみたい~。自分のウキが沈むトコ』なんて言ったら、
オジサン方に結構ウケました(笑)。
今日は先日納品したO市のSさんの現場の紹介です。
川島織物セルコンのフィーロから『キクリュウスイ』をお選び頂きました。
縫製は当店提携加工所で、2倍ヒダ・形状記憶付で柄出し縫製。
Sさんのご希望でレールは廻り縁下に取り付け、
出窓の丈は床までにしています。

O市S邸

 

 

 

 

 

キクリュウスイ

 

 

 

 

 

多くのサンプルを実際にお部屋で合わせてからお選び頂いただけあって、
とても雰囲気のある寝室になりました。
もう一つ嬉しかったのは、Sさんがカーテンを非常に重要視されていたことです。
高級車に乗っていてもカーテンは既成という方もいらっしゃいますし、
テレビは最新式だけどカーテンは新築時のままという方もいらっしゃいます。
でも、Sさんはカーテンにその価値を見出してくれたのです。
それがとても嬉しかったですね。

今回のフィーロは『アイデンティティー』がキーワードになっています。
フィスバやマナ、JAB、バウマンなどの高級海外メーカーが注目を集める中、
日本のメーカーとしてどんなファブリックを提供するのか、という事です。
キクリュウスイはその一つで、和服などに使われる菊と流水をイメージしています。
古くは『川島の帯』で名を馳せ、
今ではそのデザイン力で若い方にも人気の川島ならではの生地です。

横柄リピートが24.9cmの為、25cmの型紙を使って柄出し縫製をしましたが、
川島セルコンのカタログでは『デザインビュー』のマークはありません。
同じフィーロのFF2151(エジンバラソウカ)は25cmで指定を受けていますので、
1mmの違いから来るものなのでしょうか?
しかし、アップルシードに掲載されているSA8101(ノンブルーロッシュ)は、
同じ24.9cmでデザインビューです。

ノンブルーロッシュ

 

 

 

 

 

フィーロは2.3倍ヒダでアップルシードは2倍ヒダだからでしょうか?
でも、25cmの柄出し縫製では2倍ヒダになると思うのですが…。
『それ考えるとまた眠れなくなっちゃう~』

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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