秋晴れの気持ちのイイ朝、
お気に入りのポーグスのCDをかけて出勤し、午後はカーテンのお届け。
途中でFMから流れたシェリルクロウも今日の天気にピッタリで、
天気と音楽の相性の大切さを感じます。
話は変わって、カーテンと部屋との相性を考える場合、
最も言われるのが壁紙や床との『色』です。
特にハウスメーカーのプランの場合、
『壁紙が○色ですから、カーテンは○色で』という提案が主となっています。
でも私の場合、最も重要視するのは『テイスト』です。
お客様が『最終的にこんな部屋にしたい』というイメージが、
モダンなのかナチュラルなのか、クラシックなのか、これがまず最初に伺う項目です。
例え無地のカーテンで色が壁紙に合っていたとしても、
ナチュラル系のお部屋にシャンタンの無地は合いませんし、
クラシック系のお部屋にジーンズの様な素材の無地は合いません。
『どんな素材、テイストの無地が合うのか』をまず考慮します。
これはレースも同様です。
ドレープがどんなテイストなのかによって、無地レースでもお勧めする生地は変わって来ます。
それだけ『テイストを合わせる』ことは重要です。
今日カーテンをお届けしたKさん宅は、
無垢をふんだんに使ったモダン和風のお宅です。
選んだ生地は川島セルコンのSA8025。
リビングのテイストをしっかりと掴んで、ぴったりの生地を選ばれたと思います。
レースはドレープのテイストに合わせて、ざっくりとした素材の麻ライクな生地を選んでいます。
Kさん、ナイスセンス!