今日は、ちょっとアジアン風に仕上げたH様の現場です。
リビングの2つの掃出し窓は当店の均一カーテンを使い、
ベージュの柄物を無地で挟んだ切替えのカーテンに。
カーテンレールはV21のBBキャップを合わせました。
一般的な機能レールにサイドキャップを付けただけの装飾レールですが、
切り替えカーテンの場合、ポールタイプの装飾レールと相性が悪いケースが多く、
非常に重宝します。
『キャップが変ると装飾扱いなのでレールの取付高さが変る』ということを、
お客様に簡潔に説明するのがちょっと大変ですが(笑)
似た商品でネクスティのサイドキャップもありますが、
今回は生地のボリューム感に合わせてV21・BBをお勧めしました。
この微妙な違いもまた、説明が大変です(笑)。
掃出し窓に挟まれた腰高窓にはニチベイさんのバンブーブラインド。
一般的にはシェードなのでしょうが、それではちょっと単調ですし、
H様のイメージから離れてしまうと思ったからです。
バンブーブラインドの良さは、竹独特の美しい木目や絶妙な薄さ、
ランダムな横縞模様や色具合にあります。
独特の雰囲気があり、私は非常に好きな商品なのですが、
実際にはメーカーも販売店も、『木製ブラインドより〇〇%安い』という
売り文句が定番となっているのは非常に残念です。
ちょっと渋め(色ではなく)の和室やアジアン調のお部屋に、
この商品は木製ブラインド以上に素敵な効果を発揮してくれるからです。
バンブーブラインドには、これにしかない魅力があり、
決して木製ブラインドの代替え品ではありません。
レールの違いもそうですが、
微妙な、でもとっても大切な違いを説明するのが、
私たち販売側の仕事ではないでしょうか。