先日、横浜市港北区のリクシルのショールームで、
インプラスの講習を受けてきました。
既存の窓の内側に付ける『内窓』で断熱・結露防止効果があり、
今夏の省エネ対策として注目されている商品です。
東日本大震災の影響により住宅着工件数の落ち込みが予想される中、
私たちインテリア専門店としても重要な商材となっています。
私も今後予想される厳しい状況を踏まえ、
4月で勉強(ホップ)、
5月で準備(ステップ)、
6月でスタート(ジャンプ)の計画です。
飛んだらそこは崖だった…みたいなオチもありそうなのですが(笑)
さて今日はインプラスではなく、オンプラスした現場のご紹介です。
まずは前回・前々回とご紹介したI様の現場。
1Fの客間にお選び頂いたウイリアム・モリスのカーテンです。
腰高窓1窓というお部屋の為、存在感を出すために丈は床までで製作。
窓の左側に壁面がないので、当初はレガートのMキャップの予定でした。
しかし、それではせっかくのモリスのカーテンがもったいない…。
そこでフラットバランスをオンプラス。
柄合わせ分に少し足しただけの要尺で出来るのが、フラットバランスの良いところ。
大きな柄ではありませんのでカーテンの残布で作ってもキレイです。
バランスの下端とカーテンの内側にはサンゲツのトリムFU602を付け、
ちょっとアンティーク風な仕上がりにしています。
お次はスタッフTさんの現場。
テレビの後ろの窓に取り付けたカラーコーディネートのブラインド。
それだけでもキレイですが、ボーダーの色に合わせてフラットバランスをオンプラス。
ブラインドのベースカラーは掃出し窓のカーテンに、
ブラインドのボーダーとバランスの色は装飾タッセルに合わせています。
タッセルとの組合せを強調する為、
こちらもバランスの下にトリムを縫付けました。
どちらも当初はバランスを付ける予定ではありませんでしたが、
バランスを付けただけで、仕上がりは大きく変りました。
価格もちょこっとオンプラスですが、
それだけの価値はあるのではないでしょうか?
あとは 『いい仕事してるから来月から売上もオンプラス!』
という状況を期待するところですが…
ないな(苦笑)