窓際のTさん

久しぶりのブログ更新です。
通常は年が明けると忙しさも一段落するので、売場の見直し等をするのですが、
住宅エコポイントの関係でお引渡しが集中しているためか、年末以上の忙しさでした。
この2ヶ月間、多くのお客様と妥協することなく
プランニングさせて頂いた現場写真が溜まっておりますので、
これから一気にご紹介したいと思っています(多分)

まずは当店スタッフ、Tさんが担当した現場です。(オマエの現場じゃないのかよ!)
若いご夫婦のI様ですが、ご主人がお好きなのはイギリスのアンティーク家具。
カーテンもオールドローズのコットンプリントを選ばれました。
まさにベストマッチングなのですが、ここで一つ問題が。
奥様が気に入られたのは、カーテンとは全くテイストの異なるトーソーのビジック。
お二人とも、『どうしてもこれを使いたい』というご希望で、
結果的にスタッフTさんが提案したのは… 『両方使いましょう』(誰の影響?)
で、こんな風に仕上がりました。

南側のベランダ窓(2Fリビングなので)は、
綿の花柄にダークブラウンの無地を胴接ぎしてカーテンに。

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西側の腰高窓は花柄のバランスにビジックの組合せです。

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カーテンレールはカーテンのダークブラウンと
ビジックのモダンさに色・テイストに合わせて
レガートプリモの ダークマホガニー色を選びました。
バランスは巻き取りパイプの後から生地が出てくる
ロールスクリーンとの距離感を考え、奥行きは短めに。
バランスの専用レールではこの短さのブラケットはないので、
それと共用できる出窓用レール、『オスカー』のブラケットに スペーサーをかまして取り付けました。
バランスの高さはデザインカットされた部分からビジックの巻き取りパイプが見えず、
操作チェーンとバランスも干渉せず、
窓の隠れ具合とビジックとの高さが丁度よい印象になるように サイズを決めています。

本当はカーテンとバランスの上端を揃えたかったのですが、
ビジックとバランスの納まりを優先しました。(バランスの方が数cm低い)
もちろん、お客様にはご了解を頂いています。
数年前の当店なら、この2つのアイテムを組み合わせる難しさから
違う方法をオススメしていたと思います。
もしくはダークブラウンの装飾タッセルを使って、
バランスもなく普通に付けたビジックの色と合わせる位しか
思い浮かばなかったかもしれません。
でも、本当に心を無くしそうなほどの忙しさの中で、
こうしてお客様が喜んで下さるご提案ができたことは、とても感慨深いものがあります。
I様、長きに渡る打ち合わせにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: バランス・上飾り, 施工例 タグ: , パーマリンク