間が悪い夜は

昔からタイミングが悪いというか間が悪いと言うか…
部活の引退試合の前に骨折したり、
体育祭の前日に交通事故に遭って頭を2針縫ったり、
(あの時はメッシュの帽子みたいなものを被せられた挙句、
器械体操で皆が格好良くエッフェル塔を作っている時に
1人で両手広げてサボテンやらされたなぁ。
今から考えればパリにサボテンがあるワケないじゃないか!)
バイト先のマネージャーのモノマネをしてたら後ろに本人がいたとか、
転倒したバイクがクラウンに向かって一直線!(修理代29万円也)とか、
どうもそんなことが多いような気がします。

今年に関して言えば3月の繁忙期は忙しくなかったのに(半忙期?)、
4月になったら急にバタバタと…
ペットが飼い主に似るように店はオーナーに似るのでしょうか?
さて、階段の明り採りの窓にウエーブロンのシェードを付けました。

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生地はスミノエのD6503です。
採寸時に生地を合わせたら少しぼやけた印象でしたので、
花の色に合わせてオレンジ色のバイアステープを付けました。
ウエーブロンは夜にも遮像効果を発揮するレースとして知られていますが、
『一般的なレースに便利な機能がプラスされている』 のではなく
『一般的なレースに便利な機能がプラスされてるが、それに伴う欠点もある』
というのが正しい捉え方になります。

最大の欠点は『外から見られない分、中からも見えない』という点です。
これはミラーレースも同じですが、
日中は窓から見える景色も含めて部屋の広さを感じますので、
それが遮られると非常に圧迫感を感じます。
基本的には居室に向かない商品だと言えます。

ウエーブロンを使う窓で最も多いのは、今回のような廊下や階段です。
景色を楽しむ窓ではない場合が多く、
採光と昼夜のプライバシー保護が必要で、
ドレープとのダブルにしなくても良い分、
壁からの出幅もお客様の出費も少なくて済むからです。

生地を選ぶ際には遮像効果の強さをチェックすることが重要です。
当店では下の写真のように、
内側から照明が当たる状況でチェックして頂いています。

 
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いつもは私が裏に入るのですが、今回は観葉植物を入れて撮影しました。
同じウエーブロンと言われるレースですが、
右の生地は観葉植物がぼんやり見えるのに対し左の生地はは全く見えません。
少しでも昼の景色を楽しみたい方には右の生地が、
少しでも外から見られたくない方には左の生地が適していることになります。
特に、夜は小さな窓でも目立ちますので、お選びになる際は注意が必要です。
窓越しにパジャマ姿のお隣さんとバッタリ!なんてやっぱり気まずいものです。
お客様には私の間の悪さはうつらないとは思いますが…(笑)

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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