追いつき、追い越し、交差して

紹介したい現場が溜まっていて、
更新がなかなか追いつかないでいます。
実は今日はお休みで、既にビールを飲んでいます。
この後は、先日お客様から頂戴した焼酎を飲もうとしているところです。
先ほどから右5m前方にチラッと目に入っている一升瓶が、
『早く飲んでくれ』と語りかけているようです(笑)。

今回は以前紹介したA市のTさんの2Fです。
Tさんのご希望によりセンタークロスを付けました。
上部には共生地のギャザーバランスを付けて、
女性的な優しい仕上がりにしました。

T邸センタークロス

似たタイプでクロスオーバーというのがあり、
こちらは左右の生地の交差した部分が縫い付けられており、開閉は出来ません。
センタークロスの場合は開閉が可能です。
この2つのスタイルを作る場合、
『Z値(ゼット・チ)』を付けるかどうかが問題になります。
Z値とは左右のカーテンの中央側の裾だけが長くなっている仕様です。
上の写真のように、タッセルより上部のカーテンが曲線を描くように、
生地を裾からグッと引っ張り上げても、裾がフラットになります。

私の場合は、
『センタークロスはZ値なし・クロスオーバーはZ値あり』を基本にしています。
センタークロスは開閉が前提になっているため、床の汚れを拾いやすい為です。
但し、丈に対して幅の広い窓の場合はZ値ありをお勧めしています。
今回は縦長の窓のセンタークロスでしたので、Z値なしをお勧めしました。

T邸スカラップ

同じ部屋の出窓は同じフリルの仕上がりで統一感を出しました。
出窓のスタイルの選び方についても書きたいのですが、
その内このブログもネタ切れしそうなので、それはまた別の機会に(笑)
決して焼酎の誘惑に負けたワケじゃありませんよ! ホントですって!

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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