ローマンシェード概論(その3)

最近頑張ってブログを更新しています。
と言うのも、そろそろこの業界では最も忙しい時期に突入するため、
なかなか書く時間が作れなくなると思われるからです。
その前に頑張って、少しでも多くのことを伝えたいと思っています。
昨年、信頼できる職人との出会いがあり、
多くのカーテン工事を任せるようになりました。
それまでは全ての工事を私がしていましたので、
年末は毎日のように移動の車中でマックを食べ、店を出るのは連日夜中の12時過ぎ。
帰りの車の中で『なんかこの車スピードでないなあ?』と不思議に思っていたら、
アクセルを踏む足に全然力が入っていなかった、なんてこともありました。
コンビニに寄ろうとしてハンドルを切ったものの、
ブレーキを踏み忘れてそのまま突っ込みそうになったことも…。
最近ですか? 帰宅時間は『集中力がなくなるまで』です。

さて、前回で終わりかと思いきや、 まだ続くシェードのお話です。
シェードの裏側にリングテープという部材があり、そこに透明の輪っかがついています。
コード操作により生地がたたまれるのは、
この輪っかに幕体の一番下の部品が引っ掛かるからです。

リングテープ

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は一般的に使われているリングテープです。
通常はこの輪っかの間隔(リングピッチ)が15cmか20cmで設定されており、
(メーカーにより異なる)その間隔で生地がたたまれます。
その為、仕上がり丈がリングピッチで割り切れない数字の場合は
『一部だけ異なるピッチ間隔』が出来てしまいます。

 
ウエーブテープ スーパーリング(後入れフック)

 

 

 

 

 

 

 

当店で使っているリングテープは『ウエーブテープ(=写真左)』と言い、
テープのどの位置にも輪っかが差し込めるようになっています。
(写真のシワシワになっているのがそうです)
仕上がり丈を均等分割し、『後入れフック(=写真右)』を差し込むことで
どんな丈でも間隔をほぼ均等に出来るのです。
この部材はまだ一部でしか使われておらず、当店の大きな特徴です。

話はまたまた変わって、前々回に写真を掲載したAさんのお話です。
『なるべく安く』というご希望で、均一カーテンとお手頃価格の木製レールで揃えられました。
でも決して、『安く済ませる=変な仕上がり』ではありません。
ドレープとレースの素材感を合わせ、
木製レールの色はあえて床の色のミディアムウッドではなく
カーテンとの相性を優先してミディアムオーク色を採用。
シェードは外から見られやすい環境を考慮してダブルタイプにしました。
レールの取り付け位置は天井高とサッシ高を考慮して決め、シェードもきっちりと高さ合わせ。
シェードのメカは安心のトーソー製を使用し、
幕体はウエーブテープで均等ピッチで縫製してあります。

お手頃な価格の商品でも、細部までこだわったプランを組み、
こだわった縫製、工事をすることで仕上がりは全く違います。
『安く済ませたいけどこだわりたい』というお客様、是非ご来店下さい。
今年の年末も気合十分でお待ちしております。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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